どうも。
僕がいま使っている三脚、
トラベラー三脚の中でも抜群の安定性と使いやすさのベルボンのウルトレックUTC-63を紹介します。
UTC-63を選んだ理由
- これだけで大体いける!
- 多少お値段が高くても妥協したくない!
- コンパクト&使いやすい
これだけで大体いける!
耐荷重4kgなのでフルサイズ一眼レフに70-200の望遠レンズを付けても、びくともしない頑丈さ。
それでいてコンパクトで持ち運びもラク。
よほど過酷な環境でない限り、これだけで十分です。
機能に妥協したくない!
ウルトレックUTC-63は基本スペックが高いです。
三脚の性能として重要なのは、まずブレないこと!ですね。
ブレないためには、安定性が必要です。
安定性を高める要素としては、
- 脚の太さ(太い方が安定しやすい)
- 素材(アルミかカーボンか)
などは、とても重要です。
UTC-63は
脚径30mm!極太です!!
素材はカーボンです。
一般的にカーボンの方が軽く、そして固いです。
カーボンの方がブレ(振動)が伝わりにくい素材と言われています。
コンパクト&使いやすい
トラベラーズ三脚なので、当然コンパクトに収まっています。
縮長36㎝
これだけ小さいと鞄の中にスッポリと収納できるサイズなので、
三脚を別に持ち運んでいるという感覚が無くなります。
空港で預けなくても手荷物で持ち込めたりするのは便利ですね。
なんでここまでコンパクトにできたかというと、
コンパクトにするため、脚の段数は5段です。
そして↑のロックを解除することで、脚を反転して収納できます。
これによってありえないコンパクトさを実現しています。
そして、脚の伸縮に特徴があって、
脚を少しひねって回すとロックが外れて伸縮できる仕組みになっています。
通称ウルトラロック式
とてもスムーズに素早く伸縮ができるので最高なんですが、
使いこなすまでは少し慣れが必要かもしれません。
慣れてしまえば、楽勝!です。
雲台&クイックシュー
まずは雲台を見ていきましょう。
自由雲台です。
とても頑丈にできていますが、スリムに仕上がっています。
Velbonの自由雲台の中では上級モデルです。
水平パン動作ができたり、
ボールのトルク調整までできて最高です!
クイックシュー周りはこんな感じです。
2Wayの水準器がついています。
クイックシューは頑丈で、しかも軽量です。
そして重要なのは、コインなしでネジを回せることです。
つまみが持ちやすくカメラの固定が簡単にできます。
専用ケース
肩パッドの裏側が滑らない素材になっているのが、うれしいです。
アルカスイス化
さくっとアルカスイス化していきましょう。
- まずカメラにL型プレートを取り付けます。
(INPON 汎用 L型クイックリリースプレート)
プレートはL型をオススメします。
縦構図のときに便利だし、安定感が増すからです。
L型ではないノーマルなプレートを使うと、
- 縦構図と横構図の切り替えがめんどう!
(縦、横を変えたとき、再調整が必要) - 縦構図の時、カメラを三脚に垂直に載せることができるので安定する
- クイックリリースクランプを準備します
(INPON クイックリリースクランプ)
クランプの裏にネジ穴があるので、
(大体クランプの裏にはネジ穴がありますが、要確認)
クイックシューにのっけて、
ネジで閉めてやります。
以上です。簡単です。
完成です。
クイックシューの厚みがある分、少し厚みが増します。
↑セットがお得です。
こんな感じです。
クランプをつけた状態でも専用ケースに入ります。
utc-63とutc-63Ⅱの違い
スペック的にはほとんど違いがありませんので、どっちでもいいと思います。
UTC-63 II AS
ここまで話してきてなんですが、
UTC-63Ⅱには、はじめからアルカスイス互換のモデルがあります。
↑ASはもちろんアルカスイスの略。
はじめからコレを買えば、一番スマートです。
(僕が買った当時はまだなかった)
ただ、プレートがL型ではないので、別途L型プレートを購入する必要があります。
↑ベルボン製はけっこう高いです。
↑僕が使っているのはこのINPONのやつ。
(インポン?って名前、なんか嫌です)
まとめ
UTC-63とUTC-63Ⅱには、ほとんど違いはありませんが、
UTC-63Ⅱにはアルカスイス互換モデルがあるため、コレを買うのが一番スマートだと思います。
ただ、UTC-63とUTC-63Ⅱには1万円程度の価格差があるため、
(2019年10月現在)
UTC-63Ⅱ ASを買って、L型プレートも買うということを考えると、
UTC-63でアルカスイス化するのが、一番コスパがいいと思います。
どっちにしろトラベラーズ三脚の中では、UTC-63を買っておけば問題ないと思います。